校門から入ってすぐに見える「大いちょう」と刻まれた記念碑は、古川第一小学校が創立100周年の時に作られたもので、その石碑の裏側に刻まれた文章の中に、以下の一文が刻まれています。
”庫に数々の品を收む五十年を経てこれを開き回想のよすがとすべし”
つまり、この石碑は50年後に向けて数々の品が埋められた「タイムカプセル」だったのです。
石碑が立てられ品々が埋められてから50年が経った本年、このタイムカプセルを令和5年7月30日(日)に、当時の在校生、子どもたちとともに開封しました。
開封した品の展示について
開封した数々の品については、開封当日に来ることが出来なかった当時の在校生や子どもたちのために、吉野作造記念館様にご協力いただき、展示していただくことになりました。詳細は以下の通りとなります。
古川第一小学校 開校150周年記念
ちょっとだけタイムカプセル復活!?蘇った50年前のアルバム展
展示場所:吉野作造記念館
〒989-6105 宮城県大崎市古川福沼1-2-3
記念館ホームページ
展示期間:2023年12月2日(日)~2024年3月24日(日)
2024年1月28日(日)から
我が町おおさきの歴史・文化(第2回学校篇)にて本展示
開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:毎週月曜(月曜が祝・休日の場合は翌火曜)
アクセスマップ
当時の児童会長から一言
開けてビックリ タイムカプセル
1973年度児童会長 畠山 基一郎 様
100周年から50年の月日を経て、今年の夏にタイムカプセルを開けることとなりました。当時の加藤善基校長先生からのお約束を果たすときが参り感慨もひとしおです。
見渡しますと、大銀杏(※)や私達が使った校舎もありませんが、今も変わらず児童にとっての学びの場、幼子や子供たちの遊び場、大人たちにとっては憩いの場としての小学校。これからも一人ひとりの「心の風景」として、思い出はいつも優しく未来へと続いていってほしいと思っています。みんな!!今日一日、いや数時間でいいので小学生のころにもどって大いに楽しみましょう。
※昭和54年に強風で倒れた大いちょうの幹の一部は中央玄関に保存されています。現在は2代目の大いちょうが子どもたちを見守っています。